市民講座こころのじかん7

岩手大学三陸復興・地域創生推進機構心のケア班では、被災された方やその支援を行う方々の心のサポートを目的に、ストレスと対処等の心理についての知識、傾聴などの実際的な支援方法などを提供する市民講座を本年度も開催いたします。

下のポスターをクリックして講座内容をご確認のうえ、下段の申し込み方法に従ってお申し込みください。ご参加お待ちしております。

【申し込み】
中学生以上対象・定員30名(開催地以外の方もご参加できます)件名を「こころのじかん」として(1)参加希望講座・(2)全員分の氏名・(3)緊急連絡先を明記のうえ以下のいずれかの方法でお申し込みください。
(電話)0193-55-5691・(メール)heart@iwate-u.ac.jp・(FAX)0193-36-1610
【問合せ】岩手大学釜石サテライト(0193-55-5691)・担当:佐々木

こころのじかん6(2/3)ご報告

節分でしたね…2月3日の講座について報告します。
今回は、陸前高田市での傾聴の講座でした。
予約ではなんと30人!みなさんありがとうございます。
当日参加の方までいらしてくださいました。
大変ありがとうございます。
当日参加の分はキャンセルが出たので大丈夫でした。セーフ…
予約をお願いいたしますm(._.)m

内容はいつものように、ワーク主体の体感型傾聴研修でした。
ロジャースは、傾聴するときに大切な3つの態度は
・受容 ・共感 ・一致
だと言っています。
これらについて、ワークを交えながら体感できるように進めています。
リピーターさんもいらっしゃる人気の講座です。

院生さんたちも講座の3回目ともなると分かってきて、動きがよくなっています。
実はこの研修は臨床心理士を目指す院生さんたちの学習の場でもあります。
院生のみなさんもありがとうございます。

佐々木の担当回は今回で終了です。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
後半は、大学で臨床心理学を専門とする先生方の講座になります。
ぜひお申し込みください!

おそらく講座の報告は最終回になると思いますので、もう一枚。
いまでしょ!っぽいですね(笑)

感想から…
・とても参考になりました。聴くということの意味について改めて考えさせられました。ありがとうございました。
・話の聴き方についてとても参考になりました。特に話を聴くことで相手が成長していくという事が腑に落ちた所だった。ワークがとても楽しかったです。
・継続をしてやってきただきたいと思う講座であった。少し時間が短い。もう少し長くてもよい。とても勉強になりました。ありがとうございました。

こころのじかん6(1/27)ご報告

ご報告の前に…定員になりそうな講座がございます(1/31現在)。
2/3 残りわずか
2/14 あと少数
2/16 余裕あり
2/28 余裕あり
…定員になりますと応募終了となり、当日参加もできないことになりますので、ご確認をお願い致します。

さて、こころのじかん6(1/27)の報告をいたします。
佐々木担当回が3週連続(宮古〜陸高)とツアーの様相を呈しております。
その間にも研修があって、頭の中がこんがらがる事があります(笑)

その講座の2回目…釜石サテライトでのアンガーマネジメント。
25名のみなさんにご参加いただきました。
ありがとうございました。
今回も、講座の内容には手を加えて、前よりも分かりやすい内容になっている…と自負しておりますが…
内容は、怒りの起こる仕組み・怒りの意味・怒りと付き合うヒントでした。
これらについて、アドラー心理学と、建設的な生き方(森田療法と内観をエッセンスにした実践)を紹介しています。
怒りの仕組みを実際に箱を使って説明したり、日常内観(実践しやすくした内観のワーク)をみんなでやってみたりと、内容が濃かったのでもしかすると消化不良になった方もいたのではないでしょうか。
この研修を学びのきっかけにしていただいて、自分なりの方法で学んでいただけるとよいなぁと思います。
そして、質問の時間がとれず、大変すいませんでした。
みなさんの貴重な時間なので、終了時間は守りたいという事でご勘弁ください。

いくつか感想をご紹介します…
・題名を見ただけだと堅苦しい感じでしたが分かりやすくて楽しかったです。
・感情そのものが悪いということではなく、どうするかが問題ということ。また、方法はいろんな方法があることを知ることができました。
・普段何気なくしている事でも見方を変えれば色々な考えがあるのだなという事が分かりました。今回聞いたことを職場や家庭でのコミュニケーションに活かしていこうと思いました。

写真です…

傾聴の研修をしてきました

今回は遠野市でした。
傾聴ボランティア対象でしたので、ご参加のみなさんは何かしらの形で傾聴活動をされていると思います。
研修にも熱心にご参加いただき、2時間があっという間でした。
最後に質問もいただき、日々いろいろとお考えになりながら実践されているんだなぁと思いました。
考えるきっかけをいただき、こちらも勉強になりました。
人に言えるほど傾聴が上手とは思わないのですが、今自分が考えている傾聴についてお伝えできたのかなと思います。
おたがい迷いつつということで、これからも頑張りましょう!
ありがとうございました!

こころのじかん6(1/20)の報告

いよいよ今年も始まりました、こころのじかん6
先日、宮古会場にて「悲しみを抱える・悲しみを支える」を終えてきました。

研修は生き物で、毎回、毎回、ちょっとずつ変わります。ライブですね!
今回は少し内容的にも変えてあるので第3版ということで、以前のものよりも聞きやすくなっていると思います。

内容は…
・喪失とそれによる心身や行動の変化、その人の世界がどのように変わるのか
・喪失に向き合う作業を喪の作業と言いますが、これまでの理論と最近の理論
・人生の物語り(喪失の意味を作りつづける)という切り口で、支援者がどのように関わるか
などなど盛りだくさんな内容でした。

感想をいくつかご紹介します。
・タイトルから主に震災で亡くなった方、遺族に対する講座内容かと思いましたが、震災に特化していなかったので聞きやすかったです。
・支えるという視点から傾聴の話をもっと聞きたかった。
・目に見えない部分であるだけに!外側から自分の心を客観的にみることができただけで無理せずあせらず生きていけそうな気がしました。

傾聴のお話がございましたが、それは別で研修を設定しておりますので、ぜひご参加ください!