浜のお母さんに学ぶ郷土料理教室を開催しました

11月18日(木) 浜のお母さんに学ぶ郷土料理教室が開催されました。

この料理教室は昨年から続く事業で、今年は2回目の開催です。
釜石キャンパスの学生が「同じ釜の旬を食う」というグループを結成し、学内のNEXT STEP工房や(公財)漁業担い手育成基金のご支援を受けながら開催しています。

今回は魚河岸テラスのオープンキッチンを利用し、釜石湾漁協釜石女性部の3名の方々にご指導いただき、朝どれのブリ(ワラサ、イナダ)を使い、「ブリ飯」「ブリの刺身」「ブリのホイル焼き」「ブリ大根」「ブリのあら汁」といったブリ尽くし5品目にチャレンジし、その味を堪能しました。
学生は3年生4名 4年生2名が参加しましたが、日頃から魚をさばいている学生1名を除き、ほとんどの学生がブリをさばくのは初体験です。
女性部の皆様に指導を受けながら三枚おろしにいざ挑戦。

あら汁にするのはもったいないほどに身が付いた骨がたくさんあったのはご愛嬌ですが(笑)悪戦苦闘して全員が三枚おろしにチャレンジし、用途に合わせて身を切り分け、野菜を切り、味付けを確認しながら調理しました。

すべてが完成し、全員で試食です。

ブリ飯の香ばしさ、旨味がしみ込んだブリ大根、あら汁の濃厚さなどに感動しながら料理を完食。食事の後には、女性部の方から「釜石で作ったこの料理のおいしさを忘れないでほしい」 学生からは「これからは自分で釣ったものも大切に調理したい」といった言葉もありました。

次回の料理教室は12月上旬に開催予定です。次回ご報告をお楽しみに!

※2020年度卒業の学生が制作した料理教室の動画がYouTubeに公開されています。 ぜひご覧ください。(本年度も動画制作の予定があります)
「浜のおかあさんに学ぶ!釜石キャンパス学生による魚食普及のための郷土料理勉強会」
https://youtu.be/DtFne6WI-KQ (15分Ver.)
https://youtu.be/EnU2wWiFOso (3分Ver.)

「釜石ふるさと寄附金」を活用した岩手大学と釜石市との連携事業について

岩手大学と釜石市は、釜石市ふるさと納税制度「釜石ふるさと寄附金」を活用した教育研究活動支援事業を令和2年度から開始しております。

ふるさと納税を利用した支援については、釜石市のホームページからお手続きが可能となっております。
釜石ふるさと寄附金(ふるさと納税)の受付をしております! | 釜石市 (city.kamaishi.iwate.jp)
釜石市ふるさと寄附金の使用用途のうち、「【9】釜石市と岩手大学釜石キャンパスとの連携推進のため」をお選びいただけますと、その寄附金を釜石キャンパスと釜石市との連携で実施する研究開発、産業育成、人材育成に係る事業・取組に活用させていただきます。(以下は連携事業の例です。)
○釜石地域でのサクラマス海面養殖試験事業  ○学生地域活動支援補助事業

これまでふるさと納税制度を活用されている方も、今年から始めてみたいとお考えの方も、釜石市のふるさと寄附金をその選択肢の一つに加えていただき、「釜石市と岩手大学釜石キャンパスとの連携推進のため」をご選択いただけたらと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、返礼品については釜石市からお送りいたします。
ふるさと納税は、応援したい市町村などの取組に対し、寄附を通じて支援して頂くことができ、自治体に寄附をした場合に確定申告を行うことで、所得税と住民税から一定の控除(原則として自己負担額の2,000円を除いた全額)が受けられる制度です。