第2回全国水産系研究者フォーラム

 岩手大学・東京海洋大学・北里大学は,平成24年12月8日(土) 13時30分から東京海洋大学 越中島キャンパス 越中島会館を会場として,「第2回 全国水産系研究者フォーラム」を開催しました。
 これは3大学が連携して取り組んでいる三陸沿岸の水産業復興に向けた活動報告や,三陸沿岸の水産業復興の中核を担う人材育成をテーマとしたパネルディスカッションなどにより,今後の水産業研究の方向性を確認するために開催したものです。

 フォーラムでは,岡島信明東京海洋大学長から,このプロジェクトを3大学でしっかりと連携し,震災復興のために成果を上げていきたいとの挨拶のあと,文部科学省高等教育局大学振興課池田貴城課長から「大学改革の方向性と地域再生の核となる大学の形成」についての基調講演が行われました。
 その後,3大学の活動報告に続き,「三陸水産業復興の中核を担う人材育成」をテーマにしたパネルディスカッションが行われ,ニーズとシーズのマッチングが必要であり,3大学の連携を強化するためにはコーディネーターの役割が重要であること,水産業の哲学的意義を明確にすべきではないかなどの意見交換が行われました。

開会の挨拶を行う岡本東京海洋大学長

パネルディスカッション

3大学の取組のパネル展示コーナー

東京海洋大学越中島キャンパス

(東京海洋大学のホームページはこちら

玄関前の看板

正面玄関脇にあった観測所

1号館と紅葉した銀杏

百周年記念資料館館脇の明治丸