リラクセーション研修 in 釜石地区被災者支援連絡会議

 4月24日(水曜日)に,平成25年度第1回釜石地区被災者支援連絡会議が開催されました。
 この会議は,釜石市及び大槌町における被災者支援を目的とした会議のひとつで,参加機関・団体による広域的な市町間の情報共有や担当者同士のつながりを確保するために開催しているものです。

 会議では,これからの活動は被災者支援から生活再建にシフトしていく必要があること,近隣とのトラブルによりイベントへの参加が困難になり閉じこもりがちになっている例や,ボランティア団体の縮小によりイベントが少なくなったため交流機会が減少していること,生活困窮世帯の増加,被災遺児家庭への長期的支援の必要性などが話題になりました。
 この日は,釜石サテライトから臨床心理士の佐々木誠准教授が出席し,釜石サテライトでのカウンセリングの開始や支援者支援としてのメンタルヘルスプログラムの開設など岩手大学の取組を紹介しました。

 会議終了後,研修内容の紹介を兼ね,「少しだけリラクセーション研修」の時間をいただき,連絡会議の構成員にリラクセーション研修を体験してもらいました。忙しいところでしたが,10人ほど参加しました。
 機械を使った「バイオフィードバック」では,さすがに支援活動を推進しているだけあって,上手にリラックス状態に入っていました。

 被災者や支援者のストレスからの解放に役立ててもらうため,研修の機会を増やしたいところです。