アワビの口開け

釜石湾でのアワビ漁

釜石湾でのアワビ漁

 本日は,釜石湾でアワビの口開けがありました。
 アワビ漁のシーズンがスタートしました。
 本日の日刊水産経済新聞によると,今年度第1期(11月1~29日)の共販価格が前年同期の4割増しと高値になっているとのことです。
 しかし,先日(10月25日)に行われた「第1回水産・海洋セミナー」では,震災による津波により稚貝が減耗しており,来年度以降の漁獲量に影響するおそれがあるという報告もあり,今後が心配です。

 たくさん獲れて,収入が増えればいいですね。
 岩手県の水産業が発展するよう期待します。

箱めがねで岩場を探します

箱めがねで岩場を探します

鈎のついた棒で引き上げます

鈎のついた棒で引き上げます

衛星,恒星そして水と生命の惑星(花露辺)

衛星,恒星そして水と生命の惑星(花露辺)

高校生,市民のための 第1回海洋・水産研究チャレンジセミナー

震災復興を目的として,海洋や水産研究に携わる大学の研究者が,皆様に海洋・水産の可能性を追求した研究内容をお伝えします。
詳細は,添付のチラシ(pdfファイル)を御覧ください。

開催要項

PDF

  • 開催日:8月12日(月) 13:00~16:40
  • 会場:岩手大学釜石サテライト1階セミナー室(会場の地図は裏面)
  • 参加費用:無料
  • 主催:SANRIKU水産研究プロジェクト(岩手大学,東京海洋大学,北里大学),いわて海洋研究コンソーシアム(東京大学,水産総合研究センター他)
  • 後援:岩手県教育委員会,岩手県沿岸市町村復興期成同盟会,岩手県沿岸広域振興局,(公財)釜石・大槌地域産業育成センター

内容

<講演(概ね各30分(質問時間含む)>

  • 発生工学を利用したサケとアワビの新品種開発 ~釜石発のブランド種苗を作ろう!~(東京海洋大学 竹内裕准教授)
  • サケ類の遺伝子研究について(岩手大学 阿部周一特任教授)
  • 放流サケ稚魚の初期生残率を向上させるための取り組み (北里大学 森山俊介教授)
  • クロマグロ:熱い血潮を持つ魚(東京大学 北川貴士准教授)
  • 海の光と濁りについて(東京海洋大学 荒川久幸教授)
  • 美味しさを保持する冷凍と解凍(東京海洋大学 鈴木徹教授)

<体験ラボ(2階 機器分析室)>

  • MRIでウニの中身を調べよう!(東京海洋大学 松川真吾准教授・福岡美香准教授)

申込方法

 チラシ下欄に必要事項を記入の上,8月7日(水)までにFAX又はメールによりお申込みください。

申込先

 岩手大学釜石サテライト 田村(Fax:0193-36-1610 E-mail:tamurana@iwate-u.ac.jp)

種市の漁師さん

市の漁師さんとウニの調査についての打合せです。
海藻が生えない漁場のウニを管理して、海藻もウニの身入りも多い漁場に蘇らせます。
種市の漁師さんは素潜りでアワビ、ウニを獲ります。
海女の男性版です。

アワビの赤ちゃん

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アワビの稚貝です。
まだ、大きさ2㎝くらいですが、3㎝くらいになったら海に放流します。
震災後このような稚貝の放流がストップしているので、アワビの資源の低下が心配されています。