ウニのあかちゃん

1229830_485918658170626_1398179833_n社団法人岩手県栽培漁業協会種市事業場は、震災による復旧工事が終了し、アワビとウニの種苗生産に取り組んでいます。
今は、稚ウニの出荷が最盛期です。各漁協に輸送して、そのまま海に放流します。
3年後くらいには漁獲サイズとなり、あまちゃんもたくさん獲ることでしょう。

宮古魚市場

宮古魚市場には、今朝水揚げされたウニが並んでいました。
魚市場にはあまりウニは持ち込まれないのですが、震災によりむき身作業を頼める人がいなくなったため、漁師さんは殻付きのまま、魚市場に持ち込んでいるようです。
むき身にすれば単価も高くなるので、漁師さんの収入も増えるのですが、このようなところにも震災の影響がみられています。

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近年、三陸沖はマダラの資源量が豊富なようです。

高校生,市民のための 第1回海洋・水産研究チャレンジセミナー

震災復興を目的として,海洋や水産研究に携わる大学の研究者が,皆様に海洋・水産の可能性を追求した研究内容をお伝えします。
詳細は,添付のチラシ(pdfファイル)を御覧ください。

開催要項

PDF

  • 開催日:8月12日(月) 13:00~16:40
  • 会場:岩手大学釜石サテライト1階セミナー室(会場の地図は裏面)
  • 参加費用:無料
  • 主催:SANRIKU水産研究プロジェクト(岩手大学,東京海洋大学,北里大学),いわて海洋研究コンソーシアム(東京大学,水産総合研究センター他)
  • 後援:岩手県教育委員会,岩手県沿岸市町村復興期成同盟会,岩手県沿岸広域振興局,(公財)釜石・大槌地域産業育成センター

内容

<講演(概ね各30分(質問時間含む)>

  • 発生工学を利用したサケとアワビの新品種開発 ~釜石発のブランド種苗を作ろう!~(東京海洋大学 竹内裕准教授)
  • サケ類の遺伝子研究について(岩手大学 阿部周一特任教授)
  • 放流サケ稚魚の初期生残率を向上させるための取り組み (北里大学 森山俊介教授)
  • クロマグロ:熱い血潮を持つ魚(東京大学 北川貴士准教授)
  • 海の光と濁りについて(東京海洋大学 荒川久幸教授)
  • 美味しさを保持する冷凍と解凍(東京海洋大学 鈴木徹教授)

<体験ラボ(2階 機器分析室)>

  • MRIでウニの中身を調べよう!(東京海洋大学 松川真吾准教授・福岡美香准教授)

申込方法

 チラシ下欄に必要事項を記入の上,8月7日(水)までにFAX又はメールによりお申込みください。

申込先

 岩手大学釜石サテライト 田村(Fax:0193-36-1610 E-mail:tamurana@iwate-u.ac.jp)