東京大学大気海洋研究所の海洋調査船が完成し、式典に参加しました。
津波で行方不明になった前の船には、以前に乗らせてもらったことがあります。
データロガーを付けた亀やマンボウを発見しやすくするため、展望デッキがあります。
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高校生,市民のための第1回海洋・水産研究チャレンジセミナー
震災復興を目的として,海洋や水産研究に携わる大学の研究者が,皆様に海洋・水産の可能性を追求した研究内容をお伝えします。
詳細は,添付のチラシ(pdfファイル)を御覧ください。
開催要項
- 開催日:8月12日(月) 13:00~16:40
- 会場:岩手大学釜石サテライト1階セミナー室(会場の地図は裏面)
- 参加費用:無料
- 主催:SANRIKU水産研究プロジェクト(岩手大学,東京海洋大学,北里大学),いわて海洋研究コンソーシアム(東京大学,水産総合研究センター他)
- 後援:岩手県教育委員会,岩手県沿岸市町村復興期成同盟会,岩手県沿岸広域振興局,(公財)釜石・大槌地域産業育成センター
内容
<講演(概ね各30分(質問時間含む)>
- 発生工学を利用したサケとアワビの新品種開発~釜石発のブランド種苗を作ろう!~(東京海洋大学 竹内裕准教授)
- サケ類の遺伝子研究について(岩手大学 阿部周一特任教授)
- 放流サケ稚魚の初期生残率を向上させるための取り組み(北里大学 森山俊介教授)
- クロマグロ:熱い血潮を持つ魚(東京大学 北川貴士准教授)
- 海の光と濁りについて(東京海洋大学 荒川久幸教授)
- 美味しさを保持する冷凍と解凍(東京海洋大学 鈴木徹教授)
<体験ラボ(2階 機器分析室)>
- MRIでウニの中身を調べよう!(東京海洋大学 松川真吾准教授・福岡美香准教授)
申込方法
チラシ下欄に必要事項を記入の上,8月7日(水)までにFAX又はメールによりお申込みください。
申込先
岩手大学釜石サテライト 田村(Fax:0193-36-1610 E-mail:tamurana@iwate-u.ac.jp)
東京大学海洋アライアンスシンポジウムに参加
7月24日(火)に開催された,海洋アライアンスシンポジウム第7回東京大学の海研究【人と海のかかわりの将来像】に参加しました。
日時:2012年7月24日(火)10時30分~
場所:東京大学農学部「弥生講堂・一条ホール」
シンポジウムは,木暮副機構長から企画の趣旨の説明ののち,城山氏(公共政策大学院)から「次期海洋基本計画の課題について」,窪川氏(理学系研究科)から「海洋リテラシーが育む女性進出への期待」,松浦氏(公共政策大学院)から「洋上風力発電と地域・漁業との共生」などの講演がありました。
また,大槌町にある国際沿岸海洋研究センターの佐藤氏及び川村氏からは,「バイオロギングがもたらす新しい海洋情報」及び「東日本大震災後の沿岸生態系の変遷」の講演があり,マンボウ,ウミガメ,オオミズナギドリなどの海洋動物に記録計を設置して海洋情報を収集する研究や東北地方太平洋沖地震やその津波による沿岸生態系への影響の研究など,興味ある話題の紹介がありました。
シンポジウムの詳細は,東京大学海洋アライアンスのWebページで公開されています。
「2012/08/13 【シンポジウム】第7回東京大学の海研究「人と海のかかわりの将来像」(2012/7/24)」