こころのじかん6(2/3)ご報告

節分でしたね…2月3日の講座について報告します。
今回は、陸前高田市での傾聴の講座でした。
予約ではなんと30人!みなさんありがとうございます。
当日参加の方までいらしてくださいました。
大変ありがとうございます。
当日参加の分はキャンセルが出たので大丈夫でした。セーフ…
予約をお願いいたしますm(._.)m

内容はいつものように、ワーク主体の体感型傾聴研修でした。
ロジャースは、傾聴するときに大切な3つの態度は
・受容 ・共感 ・一致
だと言っています。
これらについて、ワークを交えながら体感できるように進めています。
リピーターさんもいらっしゃる人気の講座です。

院生さんたちも講座の3回目ともなると分かってきて、動きがよくなっています。
実はこの研修は臨床心理士を目指す院生さんたちの学習の場でもあります。
院生のみなさんもありがとうございます。

佐々木の担当回は今回で終了です。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
後半は、大学で臨床心理学を専門とする先生方の講座になります。
ぜひお申し込みください!

おそらく講座の報告は最終回になると思いますので、もう一枚。
いまでしょ!っぽいですね(笑)

感想から…
・とても参考になりました。聴くということの意味について改めて考えさせられました。ありがとうございました。
・話の聴き方についてとても参考になりました。特に話を聴くことで相手が成長していくという事が腑に落ちた所だった。ワークがとても楽しかったです。
・継続をしてやってきただきたいと思う講座であった。少し時間が短い。もう少し長くてもよい。とても勉強になりました。ありがとうございました。

傾聴の研修をしてきました

今回は遠野市でした。
傾聴ボランティア対象でしたので、ご参加のみなさんは何かしらの形で傾聴活動をされていると思います。
研修にも熱心にご参加いただき、2時間があっという間でした。
最後に質問もいただき、日々いろいろとお考えになりながら実践されているんだなぁと思いました。
考えるきっかけをいただき、こちらも勉強になりました。
人に言えるほど傾聴が上手とは思わないのですが、今自分が考えている傾聴についてお伝えできたのかなと思います。
おたがい迷いつつということで、これからも頑張りましょう!
ありがとうございました!

こころのじかん6(1/20)の報告

いよいよ今年も始まりました、こころのじかん6
先日、宮古会場にて「悲しみを抱える・悲しみを支える」を終えてきました。

研修は生き物で、毎回、毎回、ちょっとずつ変わります。ライブですね!
今回は少し内容的にも変えてあるので第3版ということで、以前のものよりも聞きやすくなっていると思います。

内容は…
・喪失とそれによる心身や行動の変化、その人の世界がどのように変わるのか
・喪失に向き合う作業を喪の作業と言いますが、これまでの理論と最近の理論
・人生の物語り(喪失の意味を作りつづける)という切り口で、支援者がどのように関わるか
などなど盛りだくさんな内容でした。

感想をいくつかご紹介します。
・タイトルから主に震災で亡くなった方、遺族に対する講座内容かと思いましたが、震災に特化していなかったので聞きやすかったです。
・支えるという視点から傾聴の話をもっと聞きたかった。
・目に見えない部分であるだけに!外側から自分の心を客観的にみることができただけで無理せずあせらず生きていけそうな気がしました。

傾聴のお話がございましたが、それは別で研修を設定しておりますので、ぜひご参加ください!

子ども支援者研修してきました

今年度は、釜石市の被災した子どもの養育相談支援事業で相談員5回、子どもについての学習会4回、支援者研修3回担当しておりまして、先日、支援者研修の最終回でした。
テーマは、喪失を経験した子どもと関わり方、ということで喪失によって変わる世界、支援にかかわる知識や態度についてお話させていただきました。

喪失で一番思い知らされることは「時間は戻せない」ということだと思っています。
そうすると、喪失に対して何を目指して支援すべきか?ということを考えたときに「もとの生活に戻る」はピタッときません。
研修の中では、「自分の人生を自分で歩んでいる感じ」がすることを喪失への支援の目標として提案しています。

子どもと大人の違いを交えながら、回復過程(喪の作業といいます)の理論、それをもとにした支援の態度についてなど、なかなか内容の濃いものだったのですが、「分かりやすい」という評価をいただきました。
これを励みにまたがんばりたいと思います。

どうもありがとうございました。

「こころのじかん6」開催します

お待たせしたしました。
今年度も心のケア班市民講座「こころのじかん」を開催いたします。
「こころのじかん」もおかげさまで6回目を迎えることができました。
これも一重にみなさまの応援と参加してくださった方々のおかげです。
ちらほらと内陸の方でもこころのじかんやらないのですか?というお声をいただくほどになりました。
本当にありがとうございます。
今年度から定例版と拡大版を一緒にしてこころのじかんとして実施いたします。

今回も臨床心理学を専門とするケア班の先生方の渾身の講座がめじろ押しです!
以下、スケジュールと内容をご確認ください。
また、お知り合いの方にご案内いただけますと幸いです。
みなさまのお申し込みお待ちしております!

Photo by Sasaki (2013)in TONO City 

<岩手大学心のケア班市民講座「こころのじかん」>

日時:平成30年1月20日(土)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:宮古市シーアリーナ4階研修室(1)
内容:「悲しみを抱える・悲しみを支える」
講師:佐々木誠(岩手大学三陸復興・地域創生推進機構 特任准教授)

日時:平成30年1月27日(土)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:岩手大学釜石サテライト(セミナー室)
内容:「自分の怒りとつきあうヒント」
講師:佐々木誠(岩手大学三陸復興・地域創生推進機構 特任准教授)

日時:平成30年2月3日(土)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:陸前高田市コミュニティホール(中会議室)
内容:「相手を支える話の聴き方」
講師:佐々木誠(岩手大学三陸復興・地域創生推進機構 特任准教授)

日時:平成30年2月14日(水)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:シーパル大船渡(大会議室)
内容:「子どもの可能性を大きくする心理学的方法」
講師:織田信男(岩手大学人文社会科学部 教授)

日時:平成30年2月16日(金)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:宮古市シーアリーナ4階研修室(1)
内容:「リラクセーションでストレスを乗り越えよう!」
講師:山口 浩(岩手大学人文社会科学部 教授)

日時:平成30年2月28日(水)13:30〜15:00(開場13:10)
会場:岩手大学釜石サテライト(セミナー室)
内容:「心理学の立場から宗教を考える!」
講師:奥野雅子(岩手大学人文社会科学部 准教授)

【申し込み方法】
・締切:開催の2日前・定員に達した時点で受付を終了します。
・対象:中学生以上(開催地以外の方もご参加できます)
・定員:各30名
・申し込み
件名を「心のケア班市民講座参加」として以下についてお知らせください。
(1)参加希望講座(複数可)
(2)氏名(連名の場合は全員の氏名)
(3)連絡先(緊急の連絡を受け取れる携帯番号・メールアドレス等)
以上について以下のいずれかの方法でお申し込みください。
メール:heart@iwate-u.ac.jp
FAX:0193-36-1610
電 話:0193-55-5691

【問合せ】
岩手大学釜石サテライト(0193-55-5691)