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採取した親ホヤ

山田湾では、震災で全滅したホヤ養殖を再開するため、採苗用の親ホヤを200個程度確保ました。さすがに成熟が進んでおり、精巣や卵巣が発達しているため、食べられる筋肉の部分はとても少なくなっていました。

 

 

 

 

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こちらは船越湾です。野島に近いところの増殖場です。こんなに透明度の良い日は初めてです。水深3メートル以上はありますが、海底まではっきりと見えました。
波もなくアワビの開口日であれば、みんな大漁だったのではないでしょうか。

 

 

547600_373038889458604_1121264285_n大槌町吉里吉里の漁港では、親子でホタテの出荷作業をしていました。
ホタテに付着したムラサキイガイやフジツボを、ナタで取り除いて綺麗にしています。

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採取した天然の親ホヤ

山田湾でホヤの生態調査を行いました。漁港の中から、潜水業者さんに取ってもらいました。形も大きく、親ホヤとするには十分です。
生殖腺を調べましたが、まだ成熟には早いようで、採苗作業はまだ先になりそうです。

 

 

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杭柱に付く天然のホヤ(山田湾)

山田湾の天然ホヤは漁港の桟橋の杭柱にたくさん付いていました。
津波でも負けなかったたくましいホヤです。
これを親として岩手大学が地元漁業者と一緒に採苗を行い、たくさんの養殖ホヤを復活させていきます。

 

 

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吉里吉里地区の天然ホヤ


大槌町吉里吉里地区のホヤは、漁場造成したブロックにたくさん付いていました。
これも津波に耐えたすばらしいホヤです。

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美味しいホヤができるように

山田町と大槌町の漁師さんとホヤの種苗生産について打ち合わせしました。来週から、ほぼ毎週、潜水採捕により天然ホヤの生態を調査し、もっとも成熟した時点で、採苗作業を行います。もちろん、潜水は潜水業者にお願いします。