こころのじかん6(1/27)ご報告

ご報告の前に…定員になりそうな講座がございます(1/31現在)。
2/3 残りわずか
2/14 あと少数
2/16 余裕あり
2/28 余裕あり
…定員になりますと応募終了となり、当日参加もできないことになりますので、ご確認をお願い致します。

さて、こころのじかん6(1/27)の報告をいたします。
佐々木担当回が3週連続(宮古〜陸高)とツアーの様相を呈しております。
その間にも研修があって、頭の中がこんがらがる事があります(笑)

その講座の2回目…釜石サテライトでのアンガーマネジメント。
25名のみなさんにご参加いただきました。
ありがとうございました。
今回も、講座の内容には手を加えて、前よりも分かりやすい内容になっている…と自負しておりますが…
内容は、怒りの起こる仕組み・怒りの意味・怒りと付き合うヒントでした。
これらについて、アドラー心理学と、建設的な生き方(森田療法と内観をエッセンスにした実践)を紹介しています。
怒りの仕組みを実際に箱を使って説明したり、日常内観(実践しやすくした内観のワーク)をみんなでやってみたりと、内容が濃かったのでもしかすると消化不良になった方もいたのではないでしょうか。
この研修を学びのきっかけにしていただいて、自分なりの方法で学んでいただけるとよいなぁと思います。
そして、質問の時間がとれず、大変すいませんでした。
みなさんの貴重な時間なので、終了時間は守りたいという事でご勘弁ください。

いくつか感想をご紹介します…
・題名を見ただけだと堅苦しい感じでしたが分かりやすくて楽しかったです。
・感情そのものが悪いということではなく、どうするかが問題ということ。また、方法はいろんな方法があることを知ることができました。
・普段何気なくしている事でも見方を変えれば色々な考えがあるのだなという事が分かりました。今回聞いたことを職場や家庭でのコミュニケーションに活かしていこうと思いました。

写真です…

久々に「子どもとトラウマ」の研修しました(心のケア班)

2017年11月8日(水)…某支援団体にて、「子どもとトラウマ」「アンガーマネジメント」の研修を行いました。
これは、心のケア班『支援者対象メンタルヘルスプログラム』の一環で行う出前研修です。
参加は5名、アットホームな雰囲気で率直な意見や質問が出る白熱?した研修でした!
「大きい研修だと、自由に発言ができない」たしかにそうだな…と思いました。

やっぱり何かを学ぶときは、疑問に思ったことを、その場で質問して、納得しながら進む…「対話形式」…ライブ感がよいなぁと常々思うのですが、それが実感できました。

「子どもとトラウマ」は、大変な出来事に遭遇したときの心身の変化と、その対応について学びます。
自然災害、事件・事故、DVは心に傷(トラウマ)を負うことがあります。
そのときの反応は(1)再体験 (2)回避 (3)マイナスの考え (4)過覚醒 と言われますが、それぞれのからくりと対応をお伝えしています。
今回の研修では、子どもということで、子どもと接するときに覚えておくと役立つ事も加えてました。

「アンガーマネジメント」は、『自分の怒りと付き合うヒント』として市民講座でも出しております。
怒り(感情)の起こるしくみ
怒りの意味
怒りと付き合うヒント
について、アドラー心理学とコンストラクティブ・リビング(建設的な生き方)から考えます。

天気がよくて、研修しないで午後は昼寝がしたいねぇとか言いながらも、いい質問がたくさん出てきて、こちらも勉強になる目の覚めるような研修でした!おつかれさまでした。

心のケア班市民講座・こころのじかん5

岩手大学心のケア班では、被災者及び支援者の方々の心のサポートを目的に、ストレスと対処等の知識や、傾聴などの支援方法等を提供する市民講座(全7講 座)を本年度も開催いたします。
(後援:岩手県教育委員会・大船渡市・釜石市・宮古市・陸前高田市,以上五十音順
本年度は、定例版と拡大版の統合版で会場は宮古市から陸前高田市まで。以下に概要をご紹介しますので、ご検討のうえご参加ください(ちらしをダウンロードしてご覧ください。)ご参加お待ちしております。

👉時間はすべて13:30〜15:00です。

👉会場(五十音順)
【大船渡】リアスホール(会議室1・2):大船渡市盛町字下舘下18−1
【釜石】岩手大学釜石サテライト(セミナー室):釜石市平田3−75−1
【宮古】シーアリーナ(3階大会議室):宮古市小山田二丁目1番1号
【陸前高田】コミュニティホール(2/4集会室・3/14中会議室):陸前高田市高田町字栃ヶ沢210番地3

👉講座
2017/1/28(土)【釜石】
相手を支える話の聴き方〜傾聴の基礎〜

2017/2/4(土)【陸前高田】
リラクセーションでよい眠り〜呼吸法と漸進的筋弛緩法〜

2017/2/18(土)【宮古】
怒りとつきあうヒント〜アドラー心理学をヒントにして〜

2017/3/14(火)【陸前高田】
悲しみを抱える-悲しみを支える〜喪失と向き合う〜
ここまでの講師:佐々木誠(三陸復興・地域創生推進機構特任准教授)

2017/3/15(水)【大船渡】
言葉は魔法!-コミュニケーションについての再考-
講師:奥野雅子(岩手大学人文社会科学部准教授)

2017/3/16(木)【釜石】
リラクセーショスでストレスに克つ!
講師:山口 浩(岩手大学人文社会科学部教授)

2017/3/17(金)【宮古】
子どもの可能性を大きくする心理学的方法
講師:織田信男(岩手大学人文社会科学部教授)

👉申し込み
中学生以上であればどなたでも参加できます。
住居地以外の方ももちろん参加できます。
・件名「心のケア班市民講座参加」として以下についてお知らせください。
(1)参加希望講座(複数可)
(2)氏名(連名の場合は全員の氏名)
(3)連絡先(緊急の連絡を受け取れる携帯番号・メールアドレス等)
・以下のいずれかの方法でお申し込みください。
メール:heart@iwate-u.ac.jp
FAX:0193-36-1610
電 話:0193-55-5691

👉問合せ
岩手大学釜石サテライト(0193-55-5691)
担当:佐々木誠

【心のケア班】いろいろ計画中です

お久しぶりです。心のケア班です。

2017年2月11日(土・祝)に、シンポジウムを計画中です。
・宮城、福島から1名ずつ、岩手から2名、心理支援活動を行っている専門家をおよびして、東日本大震災や子ども支援に関わる活動の紹介、意見交換をします。
場所は釜石市を予定しておりますので、みなさまご予定にお加えください。

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心のケア班・予告の予告

そして、「市民講座しないの?」とお問い合わせをいただいております。
さぼっていたわけではないのですが、申し訳ごさいません…市民講座、定例版も拡大版もちゃんとやります!
定例版は、1月に2回、2月に2回、合計4回、すべて佐々木誠を講師に実施します。
市民講座でこんな話を聞いてみたいとか、もう一回聞きたいなどリクエストがあればお寄せください。
以下の1〜6はこれまでに実施した市民講座(佐々木)の内容です。
1…支援者のメンタルヘルス
2…話の聴き方
3…子どもの心のサポート
4…リラクセーションでよい眠り
5…物語りを創る質問の力
6…子どもの発達からみた理解と対応
リクエスト先▶heart@@iwate-u.ac.jp
(スバム防止のため@@表記です。1つにして送信ください。)

そしてそして、「市民講座・拡大版こころのじかん5」も開催準備をはじめています。
今年度で5回目、宮古・釜石・大船渡・陸前高田にて、3月実施します。

そういうことで、ポスターができたら、またお知らせいたします。

【心のケア班】平成28年度もよろしくお願いいたします。

新年度いかがおすごしでしょうか。

心のケア班・釜石サテライト駐在スタッフの佐々木です。
本年度も釜石サテライトにおりますので、どうぞよろしくお願いします。
そして、三陸復興推進機構が新機構に改変されました。
名称は「岩手大学三陸復興・地域創生推進機構」(「・地域創生」が追加)となりました。
その中の三陸復興部門「心のケア班」が所属となります。
よろしくお願い致します。

心のケア班の事業内容はそんなにかわりはございません。

各種研修
・リラクセーション
・傾聴/物語(ナラティブ)
・トラウマの対処と理解
・発達障がい
・支援者のメンタルヘルス
・アンガーコントロール(怒りへの対処)
・チーム作り

カウンセリング
「震災の影響」を受けている場合がございますので、直接関係ないような事でも、一度ご相談ください。
 臨床心理士の資格を持つスタッフが対応いたします。
・思い出したくないのに、つらい出来事を思い出す
・不眠に悩んでいる
・人間関係/自分の性格
・不登校
・子育て

<<<相談受付>>>
 019-621-6848(月〜金;11:30〜12:30)
 ※ 祝祭日・お盆期間・年末年始を除きます。

▶メール登録
研修等のご案内や,ケア班からの情報提供をメールでも行っております。
ご希望の方は,件名「メール登録」・氏名・メールアドレスを heart※iwate-u.ac.jp(※を@に変えて送信してください)までお送りください。
(ご注意)
 岩手大学のドメイン(iwate-u.ac.jp)許可をお願いいたします。
 送信しても届かずに戻ってくるメールが多くあります。(特に携帯のメールで多いです。)

最後に、ちょっと絵的に寂しいので、写真を入れます。
大学の研究室の窓にてんとう虫がいたので、撮ってみました…

窓にてんとう虫

それでは、本年度もよろしくお願い致します。