カキ調査in宮古湾2

カキの身入り調査です。宮古湾ではカキの出荷がようやく始まりました。
漁船も整備されてきており、これからが稼ぎ時です。
普通の身入りは1粒で30~40グラムくらいなのですが、中には身入りが1粒で100グラムという巨大なカキもありました。

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漁師さんとの打ち合わせ風景

今回は山田町大浦地区でホヤの採苗作業を開始するために、蓄養していた親ホヤの状況を漁師さんと確認してきました。
いくつか採卵し始めたホヤもあるようですが、静かに明日の採卵作業を待っているようです。
水温と光によって刺激を与えて採卵を開始させるので、水槽を暗幕で覆ってきました。

そして翌日、水温と光の刺激によりホヤから卵子と精子が放出され、計画どおり多くの受精卵を確保することができました。水槽の水が、卵子と精子により白く濁りました。

こちらが受精直後のホヤの受精卵です。膜に覆われて丸くて可愛いです。

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採取した親ホヤ

山田湾では、震災で全滅したホヤ養殖を再開するため、採苗用の親ホヤを200個程度確保ました。さすがに成熟が進んでおり、精巣や卵巣が発達しているため、食べられる筋肉の部分はとても少なくなっていました。

 

 

 

 

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こちらは船越湾です。野島に近いところの増殖場です。こんなに透明度の良い日は初めてです。水深3メートル以上はありますが、海底まではっきりと見えました。
波もなくアワビの開口日であれば、みんな大漁だったのではないでしょうか。

 

 

547600_373038889458604_1121264285_n大槌町吉里吉里の漁港では、親子でホタテの出荷作業をしていました。
ホタテに付着したムラサキイガイやフジツボを、ナタで取り除いて綺麗にしています。