サケふ化場長さんとの打ち合わせ

サケのふ化場の場長さんとの打合せです。
採卵に使用したサケを加工して、有効活用したいということです。
できるだけ廃棄しないように、生まれてきた命を利用するのが我々の使命ですよね。
45763_405033322925827_666980525_nふ化場の外の川には、サケ稚魚がたくさんいました。
放流した後も、河川水を利用して、大きく育てようと、ふ化場職員が餌を与えています。
もう3グラムくらいに成長していますが、まだ海に下ろうとはしません。
海水がまだ冷たいことを知っているのでしょうか。3月下旬くらいになれば一斉にいなくなってしまいます。546835_405033449592481_908443035_n

さけふ化場での打合せ

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写真は、サケの卵です。目が見えているので発眼卵といいます。
サケの卵は、いつ稚魚にふ化するかがわかっていて、積算水温480度でふ化します。つまり、10度の水温で飼育すると、受精後48日目でふ化するようになっています。

 

205760_391489530946873_929142501_nこちらはちょっと先輩になります。成長が早いものは、もう稚魚となり、餌も食べています。
4月がサケ稚魚の放流時期なのですが、この稚魚はもう少し早く放流されるでしょう。放流時1.5gのサケ稚魚は、4年後に約3㎏になって戻ってきます。昨年も不漁だったので、たくさん三陸に帰ってきてほしいです。