山田湾のカキ

山田湾のカキには、震災後、ホヤやコンブなどの付着物が多くなりました。
筏の上で日干しして、付着物を乾燥させてカキを綺麗にします。
そのため、カキのロープの上げ下げの作業にとても苦労しているようです。

海の宝探し

 25度を超える暑い日の午後、得体の知れない袋を持ってきたS研究員。
色とりどりの海藻や貝やら???やらが入っているではないですか! 

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色とりどりの何者か

アカモクの養殖の為に山田湾につるしていたロープを引き上げ、持ち帰って生態調査をしようとのこと。さっそく袋から出してみます。


ん~気持ち悪いです(;´・ω・)

左のオレンジ色は『グンタイボヤ』1個体ではなく群れを形成しているホヤだそうです。
右は『ザラボヤ』手のひらぐらいの大きさです。

T研究員とS研究員が一生懸命採取しています。

この後、研究室に持ち帰って詳しく調べるそうです。
何が見つかるのでしょうか!

山田湾調査の打合せ

北海道大学水産学部の先生との山田湾での調査の打合せです。
北海道も三陸も冷水性の生物が多く、同じような研究が行われていることもあり、北海道大学の研究のノウハウを活用して、水産業の復興に繋げたいと思っています。
海での調査は、漁協の了解はもちろんのこと、海上保安部への届け出も必要です。
山田湾は湾口を出ると、うねりが入ってきて、小型船での調査はとてもたいへんです。
調査中の安全面についても十分気をつけることとなりました。
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カキ調査in山田湾1

山田湾で大震災に生き残った縁起の良い殻付きカキです。
かつては、山田町が、殻付きカキ日本一の生産量を誇る時代がありました。
盛岡でのハーフマラソンのイベントに使用するため、三陸やまだ漁協から150個ほど買ってきました。これを(加熱して)食べて、皆さん完走を目指してください。