田老町の漁船


田老町では震災で流出した漁船の大部分が戻ってきました。
被災した漁港がまだ使えないので、このようなところに置かれています。
これからこの漁船が置かれている場所に、15mもの高さの防潮堤が建設されます。
今度こそは、街を守る防潮堤になってほしいです。

山田漁港のかさ上げ工事

休日返上で震災復興のための山田漁港の嵩上げ工事が行われています。
寒い中、潜水士が海に潜って作業している音が、スピーカーで街中に響いています。
作業中の連絡を伝えるための手段でしょうが、スピーカーからは潜水士の息の音だけが聞こえてきます。
工事はこのように土日も行われていますが、嵩上げするところが広範囲であるため、何年もかかりそうです。

重茂漁協の近況

東京海洋大学の先生方と宮古市の重茂漁協にお伺いして、参事さんから復興の状況などを聞き取りしました。漁船も8割程度復旧しているようで、職員の人たちも、以前より少し顔つきが柔らかくなっていました。
養殖ワカメなど共販品の加工方法や出荷体制について、いろいろと勉強になりました。養殖ワカメと天然ワカメの漁協での取り扱い方法が違うことは知りませんでした。