休暇村陸中宮古に、新しいオートキャンプ施設が完成しました。
10以上のキャンプサイトと、広大なフリースペースがあります。
各サイトには炊事場が設置されているほかに、共用の炊事場、さらにはチップボイラーによる温水シャワー施設も併設されています。
当休暇村は、東日本大震災時には、最大150名の避難者を受け入れた経緯もあり、今回完成したキャンプ施設には、数日間稼働が可能なチップボイラーや自家発電機などが設置されています。
平常時は観光施設ですが、災害発生時における避難場所としての機能も有しております。
今日は、地域防災研究センターの教員による視察が行われ、防災の観点からの運用に関わるアドバイスをいただきました。
特に冬季には稼働が下がることが予想されます。
その中で、災害を想定した避難所運営訓練などを、周辺の自治会や自治体と協力しながら実施し、施設の機能の周知や利用の促進につなげることが大切です。