第3回岩手大学三陸復興推進機構ワークショップ

開催に当たりあいさつする岩渕機構長

 6月28日(金)に第3回岩手大学三陸復興推進機構ワークショップが岩手大学図書館開催されました。
 このワークショップは,機構各班員が被災地の現状について話題提供し,それを元にした意見交換を通じて三陸沿岸地域等の復興支援を推進することを目指すものです。
 今回は,「特任研究員等の活動と三陸復興について」をテーマとして行われ,4月に立ち上がった三陸水産研究センターの水圏環境部門及び水産・養殖部門に所属する若手研究員等から現在までの研究内容や今後の予定などの活動報告が行われました。岩渕理事からのあいさつでは,「若手研究員の活動が評価されるようがんばって欲しい」との激励がありました。

  1. 水圏環境部門 木下特任研究員 「加工・沿岸域の生態系調査」
  2. 水産・養殖部門 塚越特任研究員 「遺伝子分析を用いた三陸岩手の魚介類の資源増殖に関する研究」
  3. 水産・養殖部門 照井特任研究員 「岩手県シロザケの遺伝的特性分析」
  4. 水産・養殖部門 奥村特任研究員 「三陸シロザケにおける遺伝解析用msDNAマーカーの開発」
  5. 水産・養殖部門 澤井プロジェクト技術補佐員 「山田湾アカモク資源量調査と養殖技術開発」

海の宝探し

 25度を超える暑い日の午後、得体の知れない袋を持ってきたS研究員。
色とりどりの海藻や貝やら???やらが入っているではないですか! 

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色とりどりの何者か

アカモクの養殖の為に山田湾につるしていたロープを引き上げ、持ち帰って生態調査をしようとのこと。さっそく袋から出してみます。


ん~気持ち悪いです(;´・ω・)

左のオレンジ色は『グンタイボヤ』1個体ではなく群れを形成しているホヤだそうです。
右は『ザラボヤ』手のひらぐらいの大きさです。

T研究員とS研究員が一生懸命採取しています。

この後、研究室に持ち帰って詳しく調べるそうです。
何が見つかるのでしょうか!