東京海洋大学のフォーラム

 

14915_391051860990640_1322825521_n東京では東京海洋大学の水産海洋プラットホーム・フォーラムに出席しました。
場所は、東京国際フォーラムという都心でしたが、それなのに参加者は少なかったです。
その後は大学で申請したある基金のヒアリングに出席しました。
私が話する場面はありませんでしたが、緊張しながら先生のプレゼンを聞いていました。なんとか採択となってほしいです。

水産加工業 車座研究会in 宮古

東京海洋大学鈴木教授による講演

1月21日(月)に宮古市役所6階大ホールで「水産加工業 車座研究会in 宮古」が開催されました。
岩手大学,東京海洋大学及び北里大学の3大学では,三陸水産業と地域の持続的発展に寄与することを目的に連携協定を締結し,「三陸水産研究教育拠点形成事業」を実施しています。
この研究会は,「水産新素材・加工技術・加工設備開発班」による取組の一つで,3大学が持っている研究シーズを紹介し,水産加工業者のニーズとのマッチングを図り,新たな商品の開発や,販路拡大につなげることを目的としたものです。

岩手大学三浦教授による講演

これまで釜石市で2回開催していましたが,今回は,宮古市及び近郊市町村の水産加工業者等を対象に計画したもので,洋野町など県北沿岸各地から広く多数の参加がありました。
復興・再生にかける皆さんの熱意が感じれらました。
研究会は,東京海洋大学海洋科学技術研究科 研究院海洋科学系の鈴木徹教授及び岩手大学農学部の三浦靖教授から,それぞれ「水産物の冷凍冷蔵技術について」及び「今日の一円、明日の百円、明後日の一万円構想」の講演のあと,東京海洋大学産学・地域連携推進機構リサーチ・アドミニストレータの前田敦子弁理士から「東京海洋大学の持つ水産加工の知的財産とその活用法」について報告があり,引き続き各大学から「震災復興のための研究開発シーズの紹介」の報告がありました。
参加者らは,新しい冷凍技術や乾燥技術について興味を持ち,熱心に聴講していました。
質疑応答では,塩蔵したものの塩抜きの仕方,原料の魚の洗浄やうろこの取り方など,実際に作業をする上で疑問に思っていたことなどたくさんの質問があり,予定の時間をオーバーする活発な研究会となりました。

講演や報告を熱心に聴講する参加者

質問に答える東京海洋大学鈴木教授

アンケートの回答にもありましたが,被災地では時間がなく,待ったなしの状況であり,現場に合った具体的に利用できる,産業に結びつくような研究成果が望まれていることが実感されました。

東京海洋大学から宮古水産高校へ


今日は宮古水産高校に義援品を届けてきました。
大学の学園祭で、学生ボランティアがサンマやホタテを売り上げた収益金を活用して、水産関連の図書約20冊を宮古水産高校に届けました。
大学からは学生が5名参加して、研究クラブの生徒に手渡ししました。

第2回全国水産系研究者フォーラム

 岩手大学・東京海洋大学・北里大学は,平成24年12月8日(土) 13時30分から東京海洋大学 越中島キャンパス 越中島会館を会場として,「第2回 全国水産系研究者フォーラム」を開催しました。
 これは3大学が連携して取り組んでいる三陸沿岸の水産業復興に向けた活動報告や,三陸沿岸の水産業復興の中核を担う人材育成をテーマとしたパネルディスカッションなどにより,今後の水産業研究の方向性を確認するために開催したものです。

 フォーラムでは,岡島信明東京海洋大学長から,このプロジェクトを3大学でしっかりと連携し,震災復興のために成果を上げていきたいとの挨拶のあと,文部科学省高等教育局大学振興課池田貴城課長から「大学改革の方向性と地域再生の核となる大学の形成」についての基調講演が行われました。
 その後,3大学の活動報告に続き,「三陸水産業復興の中核を担う人材育成」をテーマにしたパネルディスカッションが行われ,ニーズとシーズのマッチングが必要であり,3大学の連携を強化するためにはコーディネーターの役割が重要であること,水産業の哲学的意義を明確にすべきではないかなどの意見交換が行われました。

開会の挨拶を行う岡本東京海洋大学長

パネルディスカッション

3大学の取組のパネル展示コーナー

東京海洋大学越中島キャンパス

(東京海洋大学のホームページはこちら

玄関前の看板

正面玄関脇にあった観測所

1号館と紅葉した銀杏

百周年記念資料館館脇の明治丸

東京海洋大学『海鷹祭』報告

東京海洋大学の学園祭で、学生グループのボランティア活動の手伝いをしてきました。
学生グループは岩手県出身者が中心となって、被災地の水産物を販売して、その収益を被災地に寄付するボランティア活動を昨年から行っています。
私は、原料のサンマを準備するなどその活動を支援しています。
今年は天候に恵まれ、来場者が多く、焼きサンマと焼きホタテは予定より早く完売することができました。
彼らは、事前に焼き方を練習するなど、私が以前にイベントで配った焼きサンマよりずっと美味しそうなサンマとなっていました。
すこし焼きすぎかなとも思いましたが、彼らのやり方に任せて、私は口出ししませんでした。
買っていただきました皆様に感謝申し上げます。