八戸の魚市場

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八戸市では新しい魚市場の形を勉強してきました。
欧米に水産物を輸出するためには、漁獲・水揚げ時も高度な衛生管理体制が要求されます。
新しい八戸魚市場内には、基本的には人は入りません。
仲買人は、別な部屋で電子入札します。
魚は、フィッシュポンプで水揚げされ、写真の設備が自動に計量して、氷とともにコンテナに積み込みされます。
そのあとは、加工業者が、コンテナに入れられた魚を、自分の加工場に運ぶだけです。

【釜石市】海洋エネルギー実証フィールド

先日、セミナー室にて『海洋エネルギー実証フィールド誘致推進会議』が開かれました。

本年度中に公募する「海洋再生可能エネルギー実証フィールド」誘致を目指す釜石市は18日、当サテライトで、市海洋エネルギー実証フィールド誘致推進協議会(委員17人、佐々木重雄座長)の初会合を開催しました。

当大学からは、委員として、釜石サテライトの田村プロジェクトマネージャーが出席しています。

協議会は、誘致に向け地元の機運を高めることが大きな目的で、地元漁業者ら委員13人が出席しました、。
若崎正光副市長から「県と連携し、多くの方々と共存共栄できる実証フィールド誘致を地域の視点で考えていきたい」とのあいさつがありました。
その後に、海洋エネルギー資源利用促進機構会長の木下健東京大名誉教授が講演し「世界的には海洋エネルギーの研究開発が盛ん。釜石は受け皿となる連携産業など地域的な備えが充実している」と説明しました。
県担当者が政府の公募要件や波力・風力とも実験適地とされた釜石沖の調査結果などを説明し、漁業関係者らから「地域として誘致を歓迎する。実験設備の設置で漁業への影響が出ないか十分な調査・説明を行ってほしい」など要望が出されました。

県では、利用海域など地元関係者との協議を経て、来年2月に政府へ公募申請を行うこととしています。

漁協訪問

学生さんを連れて漁協を訪問しました。
漁協の経営状況や復興のための補助事業の今後の課題など、私もかなり勉強になりました。
漁協の施設は今年度でほぼ復旧するようですが、減価償却費など今後の経費もかなり大きい額になるようです。
後は、サケの水揚げです。ほとんどの漁協の経営は秋サケの定置網の収入に頼っているので、これからも不漁続きになると漁協の経営が持ちません。

宮古魚市場

宮古魚市場には、今朝水揚げされたウニが並んでいました。
魚市場にはあまりウニは持ち込まれないのですが、震災によりむき身作業を頼める人がいなくなったため、漁師さんは殻付きのまま、魚市場に持ち込んでいるようです。
むき身にすれば単価も高くなるので、漁師さんの収入も増えるのですが、このようなところにも震災の影響がみられています。

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近年、三陸沖はマダラの資源量が豊富なようです。

助けあいジャパン意見交換会

情報レンジャーカー

(公社)助けあいジャパンさんのコーディネーター(情報レンジャー)の皆さんの意見交換会に参加しました。
主に情報発信の重要性について議題になりました。
私から、簡単に岩手大学の取り組みについて紹介しました。
最近では、コーディネーターと呼ばれる支援者が多くなり、被災者がどこに支援を求めれば良いかわかりにくくなっているようです。