【心のケア班】市民講座#6「こころのじかんⅣ」ご案内

おかげさまで市民講座も6回目になりました。
今回は,大学の先生方も参加する拡大版「こころのじかん」その4回目です。

以下,ご案内します。
「こころのじかん4」
○平成28年3月6日(日)13:00〜14:30
テーマ:「震災を経験した子どもへの保護者の対応」
講 師:織田信男(岩手大学人 文社会科学部・教授)
会 場:陸前高田市コミュニティホール(小会議室B)

○平成28年3月14日(月)13:00〜14:30
テーマ:「リラクセーションでよい眠り」
講 師:佐々木誠(岩手大学三陸復興推進機構・特任准教授)
会 場:大船渡市リアスホール(小会室)

○平成28年3月16日(水)13:00〜14:30
テーマ:「家族が葛藤を乗り越える物語」
講 師:奥野雅子(岩手大学人文社会科学部・ 准教授)
会 場:岩手大学釜石サテライト(セミナー室)

■定 員:リラクセーションは20名,他30名
席に余裕があれば当日参加も可能です。
ただし,リラクセーションは道具の準備の関係で必ず予約をお願いします。
■対 象:中学生以上です(他の地域からの参加もお待ちしております。)
■申込み:件名を「心のケア班市民講座参加」とし,以下のいずれかの方法で
【1参加希望日 ・ 2氏名 ・ 3連絡先】についてお知らせください。
電話:0193-55-5691 FAX:0193-36-1610 メール:heart@iwate-u.ac.jp

【ちらし】こころのじかん4

【心のケア班】H27市民講座①宮古

もう11月も終わりそうですね。吐く息が白くなってきました。
さて,市民講座・定例版「リラクセーションでよい眠り!」宮古会場が11月25日(水)宮古市シーアリーナにて行われました。
参加は8名でした。

前半はストレスと対処の講義と,呼吸法の練習をみんなで行いました。
今回は新たな試みとして,体の微細な変化をとらえて教えてくれるバイオフィードバック機器を使用しました。
ストレスイレーザーという脈拍を測定する機器と,GSR-2(研修では初登場!)という汗を測定する機器です。
機器自体に癒しの効果はありませんが,うまくリラックセーションができているか教えてくれるわけです。
みんな一生懸命にメモをしたり実技をしたり真剣です。
講師は話しかけたい性格でして,実技の最中は腕を組んで我慢です…写真をどうぞ。

151125市民講座・宮古

邪魔しないように腕を組んで我慢する講師(笑)

後半は,統合リラクセーションというCDを聞きながら行うものと,漸進的筋弛緩法という緩める場所をだんだん増やしていく方法を実施しました。
もう少し実習時間あればよかったという方に,筋弛緩法は30分していたんですよとお話したら,驚いていらっしゃいました。
集中して映画を観ていたら,あっという間に2時間経っていたというのと同じ事が起こったようです。
つまり,上手にリラクセーションできたので,時間の感覚がすこし変わったのですね。

みなさまご参加ありがとうございました。
運営を1人で全部やっていたので,みなさんのお心遣いがとても身にしみました。
会場の準備や,マットの片付けを快く手伝っていただき,本当に感謝しております。

参加を検討中のみなさま,市民講座・定例版はまだまだ続きますので,ぜひお申し込みください!ぜひぜひ。

<<釜石サテライト心の相談ルームからのお知らせ>>
☆心のケア班では、震災関連の無料カウンセリングを行っております。
・つらい体験に苦しんでいる
・病院に行くほどではないが気分やこころの調子が悪い
・調子の悪い人がそばに居て、どう配慮したらよいか知りたい
その他に震災と無関係のように思える事でも、震災に起因するストレスが隠れている場合もあります。まずはご予約のうえご相談ください。

【相談受付電話】:019-621-6848(月〜金;11:30〜12:30)
※ 祝祭日・お盆期間・年末年始を除きます。

☆平成27年10月より釜石駅徒歩5分,釜石市教育センター5F「岩手大学釜石教室」でもお話をうかがえるようになりました。相談受付の際に「釜石教室で」とお伝えください。釜石教室の利用可能状況を確認のうえ,後日面接日時をお知らせいたします。

【心のケア班】つぶやき・ハート3発

窓を一生懸命に拭いたのに,汚いぞと思っていたらメガネが汚れていた佐々木です。
さて,心のケア班ということで,ケア班の作成物にはハートを持ったがんちゃんが登場しています。気になる方は一つ前の市民講座のチラシをごらんください!(ちゃっかり番宣)

それで,今回はこれまでに私が出会ったハートマークをご紹介しようと思います。
まずは,何年か前に富士山の5合目あたりを歩いていたときのもの。
苔のハート型のくぼみに出会いました!
パシャ!

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苔ハート・富士山5合目にて

つづいては,虫です。
苦手な方,すいません。
スルーしてください。
庭に来たお客さんです。
おそらくカメムシの一種だと思うのですが,正式な名前は不明です。
背中のハートにおもわずパシャ!

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虫ハート・庭に来たお客さん

さぁ最後です。
これは実家にあった「ふうせんかずら」という植物の種です。
外国では「おさるさんの顔」と呼ばれているらしいですよ。
ほおずきより小さい,緑色の風船ができます。
グリーンカーテンにも使われるようです。
あの5人組の正義の味方でピンク色の人を思い出したのは私だけでしょうか。
もし種が欲しい方は市民講座にてお分けいたしますので,お声をかけてください。
物でつるわけではありませんが…市民講座よろしくお願いします。

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種ハート・ふうせんかずら

<<カウンセリングのお知らせ>>
☆心のケア班では、無料でカウンセリングを行っております。
・つらい体験に苦しんでいる
・病院に行くほどではないが気分やこころの調子が悪い
・調子の悪い人がそばに居て、どう配慮したらよいか知りたい
震災と無関係のように思える事でも、震災に起因するストレスが隠れている場合もあります。まずはご予約のうえご相談ください。

【相談受付電話】:019-621-6848(月〜金;11:30〜12:30)
※ 祝祭日・お盆期間・年末年始を除きます。

☆釜石市教育センター5F「岩手大学釜石教室」でもお話をうかがえるようになりました。相談受付の際に「釜石教室で」とお伝えください。後日面接日時をお知らせいたします。

【心のケア班】出前授業しました

こんにちは。自動点灯のトイレに入って電気が点かないと「自分って存在感ないのかな〜」と落ち込む佐々木です。

さて、先日、沿岸のある中学校に行って授業をしてきました。いじめ予防のためのスキルトレーニングです。そもそも学校でのいじめを予防する目的があるのですが、震災のように広い地域に強いストレスがかかると、ある人は怒りっぽくなったりして、いさかいが増えたりすることがあります。学校の場合には、そういう背景からいじめになったりという可能性もあるので、いじめ予防は震災対応の1つでもあります。昨年度に、そういう主旨でいじめ予防のための授業を4回のシリーズもので作りました。テーマは順番に、①場に対する懸念、②傾聴、③自己主張、④話し合い、というものです。今回の授業は4回目の「話し合い」でした。

ちなみに、2回目の「傾聴」の授業ですが、中学生に「傾聴」を伝えるという授業はなかなかやっていないのではないかと思っています。討議とか優劣を競うということはあるけれど、そのまま相手の話を聞き届ける(傾聴)ということは少ないのではないのかな?と思います。その傾聴の考え方を使って、今回は「価値がぶつかったときどうするか?」という主旨の授業だったわけです。このいじめ予防授業を始めて2年目ですが、毎回、子ども達から学ばせてもらって、ちょっとずつ授業も成長しています。

生徒さんの感想です。「意見がぶつかっていろいろ大変だったけど、その相手の言いたい事は分かったので良かったです。」・「自分の考えをゆずることは、難しいことだなと思いました。ゆずる感は大事だと思いました。」

改めて皆さんの感想を見返すと、説明が足りないとか、進め方を変えなくてはいけないと思える意見に出会います。感想をくれたみなさん、4回シリーズを快く受け入れてくださった学校の先生方、本当にありがとうございます。まだまだ未熟で申し訳ないのですが、少しでもよいものにするためにがんばります。

★☆お知らせ☆★
市民講座の月例版を現在準備中です。講師は佐々木です。今回は、「傾聴」「リラクセーション」「子ども」をテーマに、宮古・釜石・大船渡・陸前高田の各所で実施します。宮古・大船渡・陸前高田では平日の夜にいずれかのテーマで実施、釜石では土曜の昼に3つのテーマを実施します。詳細が決まりしだい、お知らせいたします。

心のケア班市民講座④「相手を支える話の聴き方」を実施しました。

2015/2/25市民講座月例版④「相手を支える話の聴き方」を開催しました。

本日の参加は12名、和気あいあいと、ときに真剣に進んだように思います。

これにて、本年度の月例版市民講座は終了です。みなさまご協力ありがとうございました。3月の拡大版もよろしくお願い致します!