『漁業・農業後継者育成担い手確保対策セミナー』を開催します

震災後、農業や水産業といった一次産業において後継者の育成・担い手の確保といった問題が深刻化しています。

今回のセミナーは、移住者やIターンによる漁業者の定着という実績もある先進事例「能登里山里海マイスター制度」の仕掛け人のひとりである金沢大学の中村浩二特任教授をお迎えし、その知見の共有を目的とし開催するものであります。

漁業・農業の関係者だけでなく、地域振興や人材育成にご関心のある方々のご参加をお待ちしております。

問い合わせ先:0193-55-5691(岩手大学釜石サテライト 田村・小野寺

 

 

被災地の現状と復興の取り組みを学ぶ現地研修

1月17日(金),18日(土)に,「被災地の現状と復興の取り組みを学ぶ現地研修」があり,岩手大学の学生が釜石市と大槌町を視察しました。
この研修は,被災地の現状と復興の取り組みについて現地を訪問し実情を学ぶことにより,被災地の復興や地域再生に関して岩手大学の学生が果たすべき役割を考える機会を与え,三陸復興への関心を高めるとともに,復興を担う次代の人材を養成することを目指したものです。
この研修には,「岩手の研究~三陸の復興を考える~」の受講者や「生活支援部門ボランティア班」参加学生のうち16名が参加しました。

1泊2日の研修は,コバルト合金を制作している「(株)エイワ金属事業部」の加工場,サケの増殖を目指す「釜石湾漁協甲子川さけますふ化場」,岩手大学が高度加工機器を導入し,沿岸部のものづくり産業の復興支援の拠点としている「釜石・大槌地域産業育成センター」及びサポートセンターや仮設店舗などを一体的に整備し地域包括ケアの実現を目指した「平田第6仮設団地」の見学に加え,釜石市釜援隊による釜石市の紹介と「釜石に来てやりたいインターン」をテーマにしたグループワーク,震災当時から過酷な状況を体験した大槌町職員や宝来館女将からの講話,語り部(おらが大槌夢広場)から説明を受けて歩いた被災地見学(被災跡の残る旧大槌町役場周辺)など,内容の濃いものでした。

17日の昼食は,かまいしキッチンカープロジェクトの「むすびや」からカレーライスを配膳してもらい,被災した中小企業の再生と新事業の創出により雇用を確保し,地域の活性化を図ると共に買い物弱者への支援を目的とした釜石市の取組を体験しました。
18日は,例年開催されている「釜石冬の味覚まつり」で名物「釜石ラーメン」などを味わい,研修の締めくくりとしました。

岩手大学では,「地(知)の拠点形成整備事業(COC事業)」の採択を受けて「地域と創る”いわて協創人材育成+地元定着”プロジェクト」を実施することになりました。
これは,卒業後の地元定着率の向上や目的意識の明確化を図ることにより地域の活性化につなげることを目的として行うもので,1年次には全員が被災地で震災復興について学習することが義務づけられる予定です。

今回の現地研修がこれからの研修につながっていくことを期待します。

鍛造作業の見学(エイワ金属事業部の加工場)

鍛造作業の見学(エイワ金属事業部の加工場)

サケマスふ化場の見学(1)ふ化室,(2)飼育池,(3)ふ化槽の発眼卵,(4)ふ化直後の稚魚,(5)放流を待つ稚魚)

サケマスふ化場の見学(1)ふ化室,(2)飼育池,(3)ふ化槽の発眼卵,(4)ふ化直後の稚魚,(5)放流を待つ稚魚)

釜石サテライトで昼休み

釜石サテライトで昼休み

5軸マシニングセンターの見学(釜石・大槌地域産業育成センター)

5軸マシニングセンターの見学(釜石・大槌地域産業育成センター)

通路が体に優しいウッドデッキの平田第6仮設団地

通路が体に優しいウッドデッキの平田第6仮設団地

介護福祉士や看護士も配置されているサポートセンター(平田第6仮設団地)

介護福祉士や看護士も配置されているサポートセンター(平田第6仮設団地)

グループワークの発表をする参加者

グループワークで発表をする参加者

被災地を歩く(旧大槌町役場周辺)

被災地を歩く(旧大槌町役場周辺)

学生への期待を熱く語る宝来館のお女将さん

学生への期待を熱く語る宝来館のお女将さん

釜石冬の味覚まつり(復興支援に来ている北九州市の「小倉発祥焼きうどん」)

釜石冬の味覚まつり(復興支援に来ている北九州市の「小倉発祥焼きうどん」)

 

岩手県最先端科学技術研修センター

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盛岡で競争的資金の説明会に参加しました。
忙しい業務の合間を見ながら、資金獲得のために大学と企業の間をコーディネートしたいと思います。
この写真の建物は、岩手県工業技術センターの隣にある、岩手県先端科学技術研究センターです。県の施設ですが、この建物の名称を知っている人はほとんどいないと思います。。

高度ものづくり人材育成講演会in釜石(第4回)を開催しました

 3月26日(火),釜石市教育センター第1研修室で,第4回目の「高度ものづくり人材育成講演会in釜石」が開催され,10名ほどの参加者が加工技術の基礎理論と人材育成について学びました。
 開会に当たり,三陸復興推進機構ものづくり産業復興推進部門人材育成班班長廣瀬宏一教授から,今回の目的の説明と講義内容の紹介があり,引き続き,⼯学部機械システム⼯学科水野雅裕教授,株式会社ソディック東日本支店仙台営業所⼩栗学氏及び岩手大学大学院⼯学研究科⾦型・鋳造⼯学専攻客員教授税所誠氏(元アルプス電気ものづくり研修所所⻑)から,切削や研削,放電による加工技術の基礎及び人を育てることについて講演がありました。
 水野雅裕教授からは講演の中で,財団法人釜石・大槌地域産業育成センターに導入した「同時5軸マシニングセンタ」「CAD/CAMシステム」などの加工機器類の紹介があり,製品開発の道具として活用されることが期待されます。