【心のケア班】釜石市学校保健会にて講演を行いました

本日(2015年1月27日)、釜石市の双葉小学校にて、釜石市学校保健会の講演「子どもの心のサポート」を行いました。

震災前は多くの人が集まる会だったそうですが、震災以降中断しており本日は単独開催の第一歩とのことでした。(おめでとうございます!)

そのような会で講演させていただく機会を与えていただき、ありがたくお話をさせていただきました。

内容は、震災ストレスについて、学校でのサポートの状況、子どもへのサポートのヒントという内容でした。

これらの内容については、ぜひ保護者のみなさまにお話したいと思っていた内容で、このチャンスとばかり力を入れすぎたせいか、内容が少し難しかったという感想もいただきました。(反省…)

研修をさせていただく機会も増え、できるだけ皆様に分かりやすい研修と思っていますので、このようなご意見はとても貴重です。また、ストレス以外にもどのようなお話が皆様のお役に立つのかといったご意見をいただきながら、よい研修を行って参りたいと考えておりますので、ぜひ市民講座等の機会にでもご意見をお寄せいただければ幸いです。

明日は、傾聴の研修(支援者向け)と市民講座③(一般向け;リラクセーション)の2本立て研修で講師をさせていただきます。

よろしくお願い致します!(学校ということで、今日は写真がございませんm(. .)m)

心のケア班市民講座(1)開催しました。

2014年11月27日(水)釜石サテライトにて「心のケア班市民講座」を開催しました。

市民講座①の様子

市民講座①の様子

この講座は、メンタルケアについて考える機会の提供を目的として、月1回開催する講座です。毎年、年度末には大学の先生方が沿岸各所で開催する市民講座・拡大版もございますので、そちらもどうぞよろしくお願い致します。この定例講座は釜石サテライトの佐々木がすべて担当しています。

さて、初回の市民講座は「子どもの心のサポート」というテーマで、震災後どのようなサポートが学校でされているのかということを中心に、トラウマ・喪失・生活ストレスのからくり、反応、回復について学ぶものです。現在の子ども達の状況や、長期の生活ストレスから本人はただのストレスと思っていてもトラウマや喪失が影をおとしているというケースが今後増えるだろうというお話をしました。

参加してくださったみなさんからは、また参加したいと好評をいただきました。一方で、内容量や配布資料へのご意見もありました。みなさまのお声をいただいてよりよい講座にしたいと考えておりますので、今後とも忌憚の無いご意見をお願い致します。(ちなみに、発表資料は印刷配布の予定はございませんが、何度でも講座は開催いたしますのでリクエストをお待ち申し上げます。)

次回は、2014年12月10日(水)18:30〜20:30、釜石サテライトにて「相手を支える話の聴き方」をテーマに開催いたします。私の話は3割くらいで、あとは2人組みの演習になりますが、演習は苦手という方にも“秘策”を伝授いたしますので、どうぞご参加ください。

こころのじかん(第二回 心のケア班市民講座)

パンフレット

パンフレット

復興を支援する岩手大学三陸復興推進機構(心のケア班)では,第2回市民講座「こころのじかん★5人の先生のお話とワークショップ」を開講します。
参加費無料ですので,ふるって御参加ください(申込方法は,ページ下の「★申込方法★」又はパンフレット裏面を御覧ください)。

と き:2014年3月12日(水)・18日(火)〜3月21日(金)
ところ:宮古市・釜石市・大船渡市・陸前高田市
対 象:関心のある市民のみなさん・支援者のみなさん
しめきり:2014年3月10日(月)必着
問合せ:岩手大学釜石サテライト 0193-55-5691(担当 佐々木)

講座内容(地図についてはパンフレット裏面を御覧ください。)

開催日時 内容 講師 会場
3月12日(水)
13:30〜15:30
こころと体の緊張をほぐすケア-タッピング・タッチを覚えよう! 土屋文彦
臨床心理士
釜石市
岩手大学釜石サテライト(セミナー室)
※定員60名
3月18日(火)
15:00〜16:30
震災を体験した子どもへの保護者の対応 織田信男
岩手大学人文社会科学部教授
宮古市
シーアリーナ(研究室1)
※定員30名
3月19日(水)
15:00〜16:30
もっと笑いを!ーユ-モアと回復ー 奥野雅子
岩手大学人文社会科学部准教授
陸前高田市
陸前高田町づくり協働センター(会議室)
※定員30名
3月20日(木)
15:00〜16:30
こころを支える話の聴き方 佐々木誠
岩手大学三陸復興推進機構特任准教授
釜石市
岩手大学釜石サテライト(セミナー室)
※定員30名
3月21日(金)
15:00〜16:30
ストレスへの抵抗力を身につけようーリラクセーション法へのお誘いー 山口 浩
岩手大学人文社会科学部教授
大船渡市
リアスホール(アトリエ)
※定員30名

★申込方法★

こころのケア班市民講座参加希望」として以下についてお知らせください。
【参加希望日(複数可)・氏名・職業(所属)・住所・連絡先】
郵送:〒020-0001 釜石市平田3−75−1
岩手大学釜石サテライト「こころのケア班市民講座」係
電話:0193-55-5691,FAX:0193-36-1610
メール:heart@iwate-u.ac.jp
2014年3月10日(月)必着
※ 定員になり次第締め切らせていただきますので御了承ください。

傾聴研修 IN 陸前高田

7月26日(金)陸前高田で傾聴の研修を行って来ました。研修参加は14人でした。

いつものように、プレゼントの水(エビアン750㎖)を受講+スタッフの皆さん分持って会場へ。研修もいつものように、アイスブレークからわいわいと楽しく進み、リラーックスした感じ(講師だけの感想かも…)でいつものように進み、途中大雨の音がすごくてちょっとびびりつつ、終了時間を3分超過しましたが無事終了!

帰ろうかなぁ〜と撤収していると、参加なさっていた素敵なご婦人と、スーツを召した殿方がご挨拶に来てくださいました(他にもご挨拶に来ていただいた方々ありがとうございました)。どちらも政府の△△庁の方で、ご婦人はあのW大学の心理の方でした。「私も傾聴の関係を…」と言われた瞬間に汗がどばっ!!

雨なのか、汗なのか、onz…今日も…スタフは、はじめ、ご、ご参加の、みみみ、みなさん、ありがとうござ、ま、した。(訳;スタッフはじめ、ご参加のみなさん、ありがとうございました。)

追)NPO法人子どもグリーフサポートステーションの西田様、大塚様、貴重な書籍を賜りありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。

 

傾聴研修 IN 山田

今日は山田町で傾聴の研修をしてきました。

みなさん、元気な方が多く、研修の反応も抜群でした。

ワークでは、聞き役と話し役で演習するのですが…いつの間にやらどっちがどっちで、今どうなってるの???という状態。受講者の方がおっしゃっていました。「いつも1人で居るから、とっても話したいの。よく知ってる人で話しやすいし、聞いてほしいからしゃべっちゃうのよ、ハハハ…」なるほどなぁ〜聞いて欲しい人の気持ちが分かって勉強になります。ありがとうございます。でも…お仕事のときは相手の話にスイッチ切り替えてくださいね。

他の数人の方々は、なんと数日前の私の研修(今回と同じもの)を受講なさったようでした。受講したご婦人がおっしゃるには「研修うげだって、知らんぷりして、何も言わねぇがら、大丈夫☆」

…はにかんだ言い方がキュートでした。<いえいえ、何も言わないなんて、どんどん発言なさってください!お稽古ですので、何度でもどうぞ!>とお返事しました。

雨がザンザン降りで、足下の悪いところ、お集りいただきどうもありがとうございました。